大阪府茨木市の山間部に位置する千提寺。豊かな自然が残っているこの地域は、フランシスコ・ザビエルの肖像画が発見された隠れキリシタンの里として知られています。日本の美しい心を感じられる場所をつくりたいという一心で、荒れた竹林を切り拓くところからスタートしました。
数年がかりで完成した建物は直径12メートル、高さ11メートルの円錐型で、日本の住の原点である「縄文竪穴式住居」がモチーフとなっています。技術的にも高度な伝統建築の工法をふんだんに取り入れ、
柱や梁には数百年前の民家20軒分の古材を、屋根材には琵琶湖の葦を使用しています。 建物の内部は囲炉裏や舞台があり、地面から1メートル掘り下げた土間は最大180名が収容できる空間です。
近年、新名神高速道路の開発で周辺一帯が大規模に開発されましたが、すぐ近くの場所で縄文時代中期の土器が数多く発掘されました。(千提寺南遺跡)偶然とはいえ、何かの縁を感じる出来事でした。まだま村に来ると癒される、不思議と心が落ち着くというお客様が多いのは、ここが古くから聖地、イヤシロチであったことと無関係ではないでしょう。
まだま村の「まだま」とは魂を磨くと書きます。磨魂というと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、五感を研ぎ澄ませて、今を深く味わうということです。なごやかに楽しむこと(和楽)も、心を豊かにする大切な「まだま」の時間です。
一人でのんびりできる場所、お友達やご家族とくつろぐ場所として、多くの方にご利用いただいてきました。これからも、まだま村で思い思いに「和楽」のひとときを過ごしてください。
住所 | 大阪府茨木市千提寺428 |
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電話 | 072-649-3800 |
営業時間 | 現在ランチの営業は休止しています |
定休日 | 現在は不定期イベントのみの営業です |