まだま村

  • 朴(ほう)の木

  • 2016/5/28

庭には「朴(ほう)の木」があります。この朴の木、「神様の木」とも呼ばれていて、とても大きな真っ白な花を開かせます。気品高い、なんともいえないかぐわしい香りを放ちます。 詩人の坂村真民先生の「朴」についての詩をご紹介します。 「朴」 朴を見ると わたしは胸を張って歩く もう 不遇不遇せず 孤独を孤独としない この木のいのちが わたしを勇気づけ わたしを奮起させるからだ 葉の落ちた 朴もよし 花薫る 朴もよし ああ 朴よ わたしはお前をよき友として こころを動ぜず 生きてゆこう